全体の流れ——6つのステップ

大阪府知事許可(大阪府内にのみ営業所がある場合)の新規申請は、おおまかに次の流れで進みます。全体で2〜3か月程度を見込んでおくと、あとで慌てずに済みます。

  1. 要件を満たしているか確認する

    経営経験5年・技術者・財産(500万円)・社会保険などの5つの要件を確認します。ここが最重要で、要件を証明できるかどうかで申請の可否が決まります。

  2. 証明書類を集める

    登記されていないことの証明書、身分証明書(本籍地の市区町村で取得)、納税証明書、残高証明書、過去の工事の契約書・注文書・請求書、確定申告書など。いちばん時間がかかる工程です。

  3. 申請書類一式を作成する

    申請書のほか、役員等の一覧、営業所の概要、経営業務管理責任者・専任技術者(現在の手引きの名称は「営業所技術者等」)の証明書、工事経歴書など、多数の様式を作成します。

  4. 大阪府に申請する

    窓口は大阪府咲洲庁舎(大阪市住之江区)です。申請手数料(実費)90,000円を納付します。大阪府では2025年6月2日から、国の電子申請システム(JCIP)でも申請できます。利用には事前にGビズIDプライムのアカウントが必要で、これまでどおり窓口での書面申請も受け付けています。

  5. 審査(おおむね30日)

    大阪府知事許可の標準処理期間は、申請の受付から許可の通知書の発送まで、土日・祝日を含めて30日です(年末年始の閉庁日と大型連休は含みません)。書類に不備があると、その分だけ長くなります。

  6. 許可通知が届く

    許可されると、許可通知書が営業所(本店)あてに「転送不要」の郵便で届きます。郵便の転送手続きをしていると届きません。許可番号が付与され、名刺や請求書、看板に「大阪府知事許可(般-◯)第◯◯◯◯◯号」と記載できるようになります。営業所と、元請として請け負った工事の現場には、標識(建設業の許可票)を掲げる必要があります。

主な必要書類

状況によって変わりますが、代表的なものは次のとおりです。

取得できる書類は代行します

当事務所にご依頼いただいた場合、委任状により代行取得できる書類は当事務所で取得します。お客様にご用意いただくのは、手元にある決算書や工事の書類など、ご本人にしか出せないものが中心です。

費用の目安

大阪府に納める申請手数料(実費)は90,000円です。当事務所に依頼いただく場合の報酬は120,000円〜(税込・書類の状況により着手前に確定)で、合計210,000円〜。報酬は完全成功報酬なので、万一許可が取得できなかった場合はいただきません(実費は返還されません)。詳しくは建設業許可の費用のページをご覧ください。

スケジュールの考え方

「元請から、いつまでに許可を取るように言われている」という場合は、期限から逆算します。審査に約30日かかるため、遅くともその1か月以上前には申請できるよう、書類の準備を始める必要があります。書類収集に思わぬ時間がかかることも多いので、決めたらすぐ動くのがいちばんの対策です。元請への伝え方や、許可が下りるまでの仕事の請け方は元請から許可を取れと言われたらのページで解説しています。

よくあるご質問(申請の流れ)

Q申請してからどのくらいで許可が下りますか?
大阪府知事許可の場合、申請が受理されてから許可までの審査期間はおおむね30日です。書類の準備期間を含めると、全体では2〜3か月程度を見込んでおくと安心です。
Q自分で申請することもできますか?
ご自身で申請することも可能です。ただし、要件を証明する書類の集め方や書き方には実務上の判断が多く、不備があるとその分だけ許可が遅れます。時間を優先したい方、着実に進めたい方は行政書士への依頼をご検討ください。
Qどこに申請するのですか?
大阪府内にのみ営業所がある場合は、大阪府知事への申請です。窓口は大阪府咲洲庁舎(大阪市住之江区)にあります。営業所が複数の都道府県にある場合は、国土交通大臣への申請です。大臣許可の申請書は大阪府では取り扱っていないため、近畿地方整備局へ直接(郵送または持参)提出します。
Q申請にかかる費用はいくらですか?
大阪府に納める申請手数料(実費)が90,000円です。行政書士に依頼する場合はその報酬が加わります。当事務所の報酬は新規・知事許可で120,000円〜(税込・書類の状況により着手前に確定)、合計210,000円〜になります。

東大阪市の建設業者様は、東大阪市の建設業許可サポートのページもご覧ください。